
“ブルーベリー”が健康に良いというのは、かなり以前から言われ続けていますが、最近になってもまだ新しい健康効果と、栄養面での利点が発表されています。
“ブルーベリー”で注目されているのは、天然色素の“アントシアニン”で目の機能の向上や維持、血管障害系の病気に有効で、疲れ目の際には視力回復の効果もあると言われています。
私たちの眼の光に反応する細胞には、明るいところで作用する“錐体”というものと、暗いところで作用する“杆体”といわれるものがありますが、暗いところで作用する細胞には“ロドプシン”という色素体があって、光の刺激によって瞬時に分解されまたすぐに再生されます。
この繰り返しによって光の情報が電気シグナルに変換されて脳に伝わり、最初は何も見えない暗い部屋でもしばらくするとこの色素体が働いて、やがて見えるようになるのです。
この“ロドプシンの再合成”を助けて視力を回復させる物質が、“ブルーベリー”に多く含まれている“アントシアニン”なのです。
パソコンやテレビの画面を長時間見続けて眼が疲れると、画面がチカチカしたりかすんで見えたりすることがありますが、これは“ロドプシンの再合成”がうまくいかなくなっている状態ですが、“アントシアニン”を摂取することによって約4時間後には視力が回復します。
これは“アントシアニン”が、毛細血管を活性化させることによるもので、この視力回復作用には即効性がありますが、ほぼ24時間程度で効力を失ってしまいます。
従って視力の改善のためには一度に大量摂取するのではなく、毎日必要量を摂り続けることが望ましいとされています。
このほかにも“アントシアニン”には毛細血管の保護・強化作用、抗潰瘍作用、循環改善作用、抗炎症作用、抗酸化作用などがあるということが最近になって分かってきました。
中でも“抗酸化作用”は強力で、米国ではガンや認知症を予防する効果もあるという臨床結果が報告されています。
最近問題となっている“生活習慣病”の90%は“活性酸素”が原因とも言われていますが、私たちはアンチエイジングに関しても“ブルーベリー”に期待できそうです。
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