
“αリポ酸”、“Lカルニチン”などと同様に“ダイエットサプリメント”の範疇に入るものに“カプサイシン”もあります。
これはトウガラシに含まれる“アルカロイド”と呼ばれる辛味成分で、脂肪燃焼を促すアドレナリンを分泌させるための最もメジャーなものだと言われています。
若い女性を中心に一時期“マイ唐辛子”を持ち歩くことがブームになりましたが、唐辛子を直接摂取することによって胃壁などの消化器官を傷つけることも考えられることから、最近では“カプサイシン”のサプリメントを利用したダイエット方法に移行してきています。
実際に唐辛子を食べると辛さを感じると同時に体が熱くなって汗がでてきますが、“カプサイシン”のサプリメントには、摂取時に唐辛子独特の辛さもなく、“脂肪を燃焼させる”という点では実際の唐辛子にも劣らず、しかも医薬品ではなくて食品だということで安心感もあります。
そこで、“カプサイシン”によるダイエット効果は、具体的にはどのような過程から得られるのかを見てみましょう。
……食物やサプリメントによって摂取された“カプサイシン”は脳に運ばれて内臓感覚神経に働き、脂肪燃焼の役割を担っている副腎のアドレナリンの分泌を活発化させて、“褐色脂肪細胞”の“脂肪燃焼リパーゼ”という中性脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解する酵素の生産を活発にします。
この“脂肪燃焼リパーゼ”は血流に乗って白色脂肪細胞に届けられ、そこに溜まっている脂肪から“遊離脂肪酸”が作られてそれが筋肉などに運ばれてエネルギーとして使われるようになるのです。
ところが、日頃から運動不足の人の“褐色脂肪細胞”は活動力が衰えてしまっているのでまず、“アミノ酸”を補給して成長ホルモンの分泌を促す効果が期待できる“アミノ酸ダイエット”などによってこの細胞を活発化させるのが良いとも言われています。
また、“褐色脂肪細胞”というのは首の周辺にあり、ここで産生される“脂肪燃焼リパーゼ”という酵素もどうしても首の周辺を中心に血流によって運ばれるために、ダイエットを始めると大抵上半身からやせていくのです。
そこで下半身やせを望む場合には運動にプラスして、脚の動脈を広げる効果のある“コエンザイムQ10 ”と“カプサイシン”とを併用してチャレンジみるのが良いようです。
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